FAQ「附属小の過去問、どう使った?」

ペーパー

今回も質問の回答記事となります。こちらもお待たせし、失礼いたしました。

避けては通れない過去問の取り組み方について。

我が家は、附属小過去問を過去10年分を夏休み中に1周・試験本番一ヶ月前に1周、の計2周解きました(10年分×2回)

【夏休み中の1周目】

まず、ざっくりとですが当時の我が家の夏休みミッションはこちら。

  • 幼児教室の通常授業(週一)とその宿題
  • 幼児教室の夏期講習とその宿題
  • 模試参加
  • 私立A校の対策(過去問・願書作成・面接練習)
  • 私立A校の出願

上記にプラスして

  • 附属小の過去問10年分(1周目)

を行いました(やることが多い…!!)。通常授業と夏期講習の中には附属小の対策内容が含まれており、更に家庭学習のメニューについて細かく指示をいただいていたため、とにかくやり残し無くtodoをこなすことに集中しました。中々慌ただしい日々でしたが、幼児教室に通うことで日々の学習計画を自分で1から考えずに済んだのは時短となりとても有難かったです。

さて過去問1周目ですが、我が家は過去問をやる時は1日につき1年分のみ!と決めてやりました。やるのは幼児教室の予定が入っていない日の、頭が一番はっきりしている午前中。なるべく本番の試験のように時間を測りプリントも先生(になりきった私)の指示で、自分でページをめくってやってもらいました。

ペーパーに続いて巧緻性の作業も本番のように行うので、集中する時間が結構続きます。そして、過去問なのでそれなりの難易度。解いた後はまる付けとフィードバック。これを1日に2回やるのは娘の集中力が持たないな(私も辛い)…と思い、1日に1年分をしっかり集中して行うのを徹底しました。

娘には、過去問の前に「テストみたいにやるから頑張ろう!終わったらおやつにしよう」と声掛けしましたが、もちろん予定通り進まないこともありました(そんな時は思い切って別の日にスライド)。

そして、肝心の正答率はというと、得意不得意やその日のコンディションによってかなりバラバラ…という状態でした。

とりあえず、これが当日の出来ではまずい!

…というのが親の本音ですが、この時期は過去問を使って不得意な分野を洗い出すのが大切。11月までに徐々に正答率を上げていけたらオッケー!と言い聞かせながら、苦手な分野が分かったら似た問題をやってみる・幼児教室の先生に解き方のコツを聞く、の繰り返しを行いました(逆にこの時期過去問をパーフェクトに解けたとしても、その状態を11月まで保つのは困難ですよね)。

【試験本番一ヶ月前の2周目】

2周目は、10月中旬からスタートしました。やはり、並行して

  • 幼児教室の通常授業(週一)とその宿題
  • 幼児教室の直前対策授業(ランダム)とその宿題
  • 願書作成
  • 面接練習

があり、その合間を縫って

  • 附属小の過去問10年分(2周目)

を行いました。頻度は、1周目と変わらず1日に1年分です。この時期は夏休みと異なりこどもは幼稚園に・保護者は面接対策大詰め等々使える時間が限られてきますが、1周目と比べると出来るようになったことが増えているのが分かると思います。ここでも1周目と同様に苦手な分野を洗い出し、類似問題を集中的にやって苦手をひたすら潰していきます。

そして、過去問2周目になると問題によってはこどもが解答を覚えてしまっている!ということもわずかですがありました。娘は結構正直に「この答え、覚えちゃってるんだけど〜!」と教えてくれたので追って対策を立てました。それは、

別の出版社から出ている附属小の過去問を使おう作戦

です!過去問は、実際の受験者からの情報を元にしているので「お話の順序・同図形の発見・鏡」などの骨組みはどの本でも変わりません。この骨組みを元に、再度問題を構成していると思われます。

例えば、A社はりんごを数えさせる問題だがB社はみかんを数えさせる問題になっている、という感じで細部は各社のオリジナリティが出ます。苦手な問題のパターンを練習させるためには十分な差分なので、A社で覚えてしまった箇所はB社の同じ箇所の問題を解いてもらう、といった形で追加購入した過去問も使用しました(出番は少なかったですが)。

いくつか過去問を入手して気づいたこと

過去問は1回使って終わり!では無いので、購入したら必ずコピーを取っておきましょう。全部を使うことはないかも知れませんが、解けない問題は何度もコピーすることになります。

そして、コピーを取りやすいのは冊子形式でななくプリント形式になっているもの。バラバラになると大変なので、年ごとにホチキスで留めて冊子状にしておきました。

さらに、各社の過去問を見て分かったことはPCキッズスクールのものが最も本番に近い!ということでした。実は、11月の入試説明会では前年の試験問題が掲示されており保護者が見ることができます。附属小は、手書きで問題を作成しており、その手書き感に一番近いのが前述のPCキッズスクールのものでした。プリント形式になっているのでコピーのしやすさもクリアです!

過去問題集は埼玉県南の主要な書店で販売中なので、良かったら探してみてください。

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