試験1ヶ月前にやったこと

ついに、11月に入りました。今週の水曜は入学検査日程説明会、そのあとはいよいよ試験本番ですね。毎年この時期は未だにあの時の空気を思い出してしまいます。今回は、1ヶ月前に何をしたか振り返ります。

日々の体調管理と感染対策

試験対策をあれもこれもやりたくなってしまうけど、一番恐ろしいのは子どもの体調不良。園内で何かしらに感染するリスクがあるので、特に試験一週間前は自主的に幼稚園を休むかどうか悩みました。

娘自身は、幼稚園が大好き・お友達と遊ぶのが大好きであり、幼稚園で過ごす時間がガス抜きのようになっていると感じたので、普段の生活リズムを崩さない方が本人にもストレスが少ないと思い試験日以外は休みませんでした。

その代わり、園への送り迎えの際はマスクの予備・アルコールシート・アルコールジェル・のど飴は常に持ち歩き、降園時間になったら早めに撤収するよう努めました。

更に、帰宅後の手洗いうがいに加え、寝る前には殺菌効果があると言われるマヌカハニーをひと匙舐めるようにしていました。少しのどがイガイガするかな…というような薬を飲むほどではない違和感が喉にある時に舐めると症状がおさまるので、家族皆率先して舐めていました。おすすめです!

当日の装備を追加

今年はなぜか11月に入っても半袖で過ごせてしまうほど暖かい日が続いていますが、これから徐々に例年通りの気候になるらしいので日々の天気のチェックは欠かせませんね。試験当日の服装として、娘には白の長袖ポロシャツに紺のベストを用意していましたが、かなり寒かった時のために、紺のセーターをここで買い足しました。今現在の気温からすると全く想像できませんが、ネットで過去の試験日の天気を確認すると雪が降った年もあったようなので、念のため購入しました。全ては、試験当日に焦らないためです(小学校受験、こうした心の平穏のために買うものがやたらとある気がします…)。使うかどうか分からないものだったので、最寄りのイオンでリーズナブルに抑えました。結果としてはセーターの出番はありませんでしたが、寒くても対策はしてあるぞ!という心の余裕は得られました。

休日はしっかり外遊び!

娘は外遊びが大好きなので、土日は一緒に公園で遊びました。保護者側としてはとてもじゃないけど遊ぶ気持ちになれないが、これも運動テストや行動観察の練習と思って明るい時間をメインに行きました。

公園遊びをするにあたり、過去問で「肋木を何段か登ってそこからジャンプして降りる…」という課題があったことを突如思い出し、そういえば娘は肋木に登ったことって無いんじゃないか?一度、肋木に登っておいた方がいいのでは…?となり、肋木に近い遊具を近所で探し回ったこともありました(因みに、肋木は附属小の体育館内に設置されています)。

また、運動テストではタイムを求められるので、娘に「ここから走ってこの遊具をくぐってこうしてこうして最後は走ってゴール!」とルートを伝えてタイムを測る運動テストごっこもやりました。内心、またやばいことをしているな…と思っていたのですが、何かしら号令を出す夫と娘の様子が楽しそうに見えたのか、同じ公園内で遊んでいた子ども達が何となく混ざりたそうに近づいてきているのを見て、もしかしたら運動テストって子どもにとっては結構楽しいのかも…と思った記憶があります。意外と娘が楽しんでやってくれて良かったです。

なるべく試験日の時間帯に合わせて過去問を解く

普段幼稚園に通っているので、厳密に試験の時間帯に合わせることは難しかったのですが、絶対に問題を解かないであろう夕方と夜を避けてペーパーを解きました。また、苦手な問題は一番頭がスッキリしている朝に解いてもらいました。つい、大人と同じように欲張って色々詰め込みたくなりがちでしたが、本人のメンタルを安定させることを第一に心掛けました。

試験日のタイムスケジュールを組む

来たる入学検査日程説明会で、試験当日の具体的な流れが分かることと思います。来校手段や注意点などかなり細かく説明を受けるはずですので、当日のタイムスケジュールがかなり固まると思います。お弁当を作る時間も必要ですので、起きる時間も決まってきます。当日の緊張を少しでも和らげるために、私は朝起きてから帰宅するまでのタイムスケジュールを作成しました。もちろん、学校からもらう資料にも細かく書かれていますが、それを自分の分かりやすいように再度書き出すことで1日の動きが頭に入り、自分が気をつけるべきことが分かるのでオススメです。これも全て、少しでも当日の自分の緊張を和らげるためです。

教育目標を頭に刷り込み続ける

これが最後です。コチラの記事でも書きましたが、かなりの確率で聞かれるであろう教育目標を何も見ずに言えるように毎日呟いていました。危ないですね。誰にも見られたくない姿ですが、試験一ヶ月前になると教育目標を声に出す日々も段々と日常の1コマにおさまっていきました(最終的には、掃除機をかけながら想定問答を暗唱していました。掃除機の音で自分の声がかき消されるので気にせず大きな声で喋れるんです。)。

これだけ下準備をして練習も重ねたおかげで内容を頭に入れることが出来たのですが、それでも面接の本番で「本校の教育目標をお答えください。」と言われたその瞬間、あれだけ聞かれると構えていたはずなのに頭の中身が全て消し飛び真っ白になる体験をしました。視界もちょっと白くなっていたような。

当日の緊張は想像を軽々と超えて襲いかかってきましたね…。

とはいえ、これまでの実際に声に出しての練習は記憶の定着にかなり有効だったようで、面接官からの質問に5秒ほど沈黙したものの、「勤労を〜」の冒頭をどうにかこうにか引っ張り出すことができ、その流れで最後まで暗唱することが出来ました!!!極度の緊張と何とか言えた安堵であの時の自分はほぼ泣いていたのでは…と思います。

狂気に満ちた日々も、全ては自分はこれだけ練習をしたから大丈夫!という自信をつけるため、そして当日の自分を助けるためだったのでは、と今となっては思います。

試験の本番まで一ヶ月を切りましたが、まずは親子共に体調第一にお過ごしください。

皆さんが当日力を発揮できるよう、心から応援しております。ご武運を!

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